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書家、華雪と書のワークショップ「木」

2023年8月11日 2023年8月11日

このたびWHAT MUSEUMでは、高橋龍太郎コレクション「ART de チャチャチャ ー日本現代アートのDNAを探るー」展の関連イベントとして、出展作家である書家の華雪氏を講師にお迎えしワークショップを開催いたします。


開催中の展覧会では、日本の現代アートの多様性を包括的に見ることができる高橋龍太郎コレクションより日本の長い歴史の中で築き上げられてきた文化や芸術、価値観を継承しながらも独自の視点で再解釈し、新たな形や方法で表現している作家の作品を中心にご紹介しています。

本展に展示されている華雪氏の作品は、東日本大震災後に被災地などで数多く行なったワークショップの経験をもとに神奈川県民ホールでインスタレーションとして発表された作品です。床から天井まで伸びた1本1本の「木」が集まってできた「森」の中をゆっくりと歩きながらご鑑賞いただけます。 本ワークショップイベントでは、はじめに華雪氏と一緒に展示作品の鑑賞をした後、伝統画材ラボ「PIGMENT(ピグモン)」で取り扱う和紙や墨を使用して、参加者一人ひとりに実際に「木」を描いていただきます。 ※イベント終了後には開催中の展覧会を自由にご鑑賞いただけます。


【開催概要】
日時:2023年8月11日㊎㊗13:30〜16:00
*開始10分前までに受付をお済ませください
講師:華雪
会場:WHAT MUSEUM
(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)
参加費:4,500円(展覧会鑑賞付き・材料費込み)
定員:10名(先着順・事前申込制)
対象:小学生以上~大人の方
(小学生は必ず保護者の方の参加または、同伴(1名まで)をお願いします)
お申し込みはこちら
【当日のスケジュール】
13:30〜 受付集合後、 華雪氏と展示鑑賞
(場所:WHAT MUSEUM 1階受付)
14:00〜 ワークショップスタート
15:30〜 講評/片付け
16:00  終了次第、展覧会の自由鑑賞

– イベント終了後に開催中の展覧会をご鑑賞いただけます。
– 集合時間より前にお越しいただき、先に展覧会をご鑑賞いただいても問題ございませんが、集合時間までに1階 受付までお戻りください。
【持ち物】
*道具は、すべてこちらでご用意いたしますので、特にございません。
*汚れてもよい服装でお越しください。
*作品は終了後お持ち帰りいただけます。

【当日ご覧いただける展覧会】
高橋龍太郎コレクション「ART de チャチャチャ ー日本現代アートのDNAを探るー」展
公開制作:能條雅由「うつろいに身をゆだねて」


【華雪氏について】

書家。1975年、京都府生まれ。立命館大学文学部哲学科心理学専攻卒業。92年より個展を中心に活動。幼い頃に漢文学者・白川静の漢字字典に触れたことで漢字の成り立ちや意味に興味を持ち、文字の由来を綿密にリサーチし、現代の事象との交錯を漢字一文字とテキストの組み合わせで表現する作品づくりに取り組む。 また〈文字を使った表現の可能性を探る〉ことを主題に、国内外でワークショップを開催している。美術館・大学での公開講座から、近年は釜ヶ崎芸術大学や箕面市立萱野中央人権文化センター、栃木市こどもサポートセンターなどでワークショップを行い、識字問題や自閉症をはじめとした様々な障害を抱えた方たちにとっての一字書の可能性を見出している。 2022年より劇団態変主宰・金滿里ソロ公演『漆黒の赤』、小濱明人尺八ソロリサイタル『風狂』などの舞台美術制作も行う。