WHAT

構造家・陶器浩一
ギャラリートーク

2023年12月23日 2023年12月23日

企画展「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」の関連イベントとして、出展作家の滋賀県立大学 陶器浩一研究室の教授であり構造家の陶器浩一氏によるギャラリートークを開催いたします。

ミュージアム開館前のゆったりとした時間の中で、実際の作品を鑑賞しながら、作品についてお話しを聞きませんか?

竹の集成材を活用し、釘や金物を使わずに竹を立体的に組んだ「三灯小径」や「Expo2025 大阪・関西万博 パビリオン計画案」模型などの展示作品をはじめ、竹という素材をどのように建築資材として活用していくか、滋賀県立大学 陶器浩一研究室が重ねてきたこれまでの研究や活動についてお話を伺い、素材を起点に構造デザインについて考えます。

 


【日時】
2023年12月23日(土) 10:00-11:00
※9:40~9:55までにWHAT MUSEUMの受付にお越しください。
※通常開館前の開催のため、事前予約制

【会場】
WHAT MUSEUM
(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号)

【登壇】
陶器浩一(構造家 / 滋賀県立大学 環境科学部 教授)

【定員】
20名程度

【参加費】
無料
(但し、入館券が必要です。対象のイベントチケットをお申込みください)

【申込方法】
こちらから「陶器浩一ギャラリートーク付き展覧会チケット」をお申込みください。

※イベント後には、開催中の展覧会を自由にご鑑賞いただけます。
※再入場はできません。本イベント後で自由鑑賞の時間をご検討ください。
※Instagramによる生配信を実施いたします。会場にて、イベントにご参加のみなさまが映り込む可能性がございます。予めご了承ください。

主催:WHAT MUSEUM
企画:建築倉庫

 


【陶器浩一 プロフィール】
構造家 / 滋賀県立大学 環境科学部 環境建築デザイン学科 教授
1962年生まれ。86年京都大学大学院修了。86~2003年日建設計。03年滋賀県立大学助教授 06年教授、現在に至る。

主な作品:キーエンス本社研究所,愛媛県歴史文化博物館,愛媛県美術館,兵庫県芸術文化センター,積層の家,清里アートギャラリー,澄心寺庫裏,海光の家,半居,福良港津波防災ステーション,竹の会所,さとうみステーション,熊本県総合防災航空センタープロポーザル(佳作),クアパーク長湯,あわじ農家レストラン,TAMADIC名古屋,湖月庵など

主な受賞:JSCA賞,Outstanding Structure Award(IABSE),松井源吾賞,日本建築学会賞(技術部門), SDレビュー朝倉賞,SD賞,日本建築大賞,日本建築学会作品選奨,毎日地球未来賞(奨励賞)日本建築学会賞(業績部門)など

 

【滋賀県立大学 陶器浩一研究室について】
滋賀県立大学 陶器浩一研究室は「ものづくり・ひとづくり・未来づくり」を理念として、主に竹によるものづくりを通じて地域、人、社会に貢献しています。
「ものづくり」は人や地域、そして自然を元気にすることを目標に、地域の方々と連携して、竹林を魅力ある場に再生する活動や、新たな生活スタイルの提案、地域資源である竹を用いた町おこしなど、竹を中心にした地域活性化、新たな価値の創出に取り組んでいます。
「研究」では、竹の素材を生かした竹構造建築物の実現の為、自然の材料を自然のままに、素材独自の持ち味を引き出し最大限に活かす、というふたつのアプローチで研究開発を行なっています。
竹という素材の特性を追求し、新たな価値を見出すことを主軸に、竹と共に生きる社会の実現を目指して活動を展開しています。

 


【Instagram LIVE】
建築倉庫のアカウント(archi_depot)より、ギャラリートークの様子を生配信でもお届け予定です。