このたび、WHAT MUSEUMでは建築倉庫の関連イベントとして、建築模型ワークショップを開催いたします。

“もの“を分解することは“もの“の内容や仕組みを理解するのに大事なプロセスです。

今回のワークショップでは設計事務所で丹精込めて作られた貴重な住宅模型を丁寧に分解していき、分解したひとつひとつのパーツを並べて観察することで、模型を眺めるだけでは気がつきにくい建築の成り立ちや建築家の設計や工夫を実際に触れて体感します。またワークショップで利用する建築模型は、設計事務所からご提供いただいた貴重な住宅模型を活用させていただきます。

建築模型を鑑賞するだけではわからなかった建築家の設計の工夫などを、模型に触れ「分解→分類→観察」することを通して、より身近に感じる機会となりましたら幸いです。

【イベント概要】
「ばらして、ならべて、まとめて、分かる！分解して分かる建築模型」

日時：2023年11月11日（土）13:00-16:30
※受付開始の12:30〜12:55の間にWHAT MUSEUMにお越しください
講師：田中正洋（建築家）
対象：小学生高学年以上
※小学生の参加は保護者の方もお申込みが必要です。小学生と一般がセットになったペアチケットをご購入ください。
※当ワークショップでは模型分解時にカッターを使用します。安全に十分注意してご参加いただきますようお願いいたします。
会場：WHAT MUSEUM（〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号）
参加費：ワークショップ（無料）＋WHAT MUSEUM鑑賞チケット代（展覧会と建築倉庫の鑑賞付き）
券種：
［ペアチケット］小学生（高学年以上）＋一般（保護者 1名分） 2,000円
一般 2000円
大学生・専門学生 1,300円
中高校生 500円
【当日のタイムテーブル】
・13:00～ ご挨拶、ワークショップ概要説明
・13:40～ ワークショップ制作
・15:25～ ワークショップ共有
・15:45～ 建築倉庫で模型見学
・16:15～ 振り返り
・16:30 終了見込み
ワークショップ終了後に展覧会の自由鑑賞時間を設けています。
【申込み方法】
オンラインによる事前申込み
お申し込みはこちら
※対象チケット「ばらして、ならべて、まとめて、分かる！分解して分かる建築模型」
【注意事項】
-　イベントの撮影並びに録音は禁止しております。あらかじめご了承下さい。
-　広報・アーカイブ用として、当日のイベントの様子を撮影させていただきます。
また、展覧会会場や、SNSなどで発信させていただく場合がございますので、予めご了承ください。
【田中正洋氏プロフィール】
みなさん、はじめまして！ このワークショップで講師をさせてもらう田中正洋です。いつもは住宅などの建築の設計をしています。たまに大学で教えてもいます。建築を設計する時には模型を作ることがよくあるのですが、建築模型には作る力だけでなく、見る力、比べる力、考える力を伸ばす要素も詰まっています。そこが面白くて、建築模型を使ったワークショップをこれまで何度か考案してきました。建築倉庫の方々にそれを見せたら意気投合し、色んなワークショップをやっていくことになりました。今回はその１回目です、どうぞお楽しみください！
行為資源開発一級建築士事務所代表／日本工業大学非常勤講師／東京工業大学大学院修了
主催：WHAT MUSEUM
企画：建築倉庫
模型提供協力：DOG一級建築士事務所、隈研吾建築都市設計事務所、西澤徹夫＋宮武壮太郎、ULTRA STUDIO