WHAT

日本の現代アートに触れる – 墨流し体験とミュージアムツアー(開催日:7/28、8/6)

会場:PIGMENT TOKYO

2023年7月28日 2023年8月6日

このたび、PIGMENT TOKYO と WHAT MUSEUMのコラボレーションイベントとして、ミュージアムツアー付きの墨流し(マーブリング)ワークショップイベントを開催いたします。

ミュージアムで公開制作を行っている作家が講師となるワークショップをPIGMENT TOKYOにて体験いただいた後、WHAT MUSEUMにて展覧会企画担当と作家のガイド付きで展覧会をご鑑賞いただけます。

受講料:一般¥8,000(税込、材料費・ミュージアムチケット込)

<チケットのお申込み>
2023年7月28日㊎ →申込ページ
2023年8月6日㊐ →申込ページ
*イベント当日の集合場所はPIGMENT TOKYOです。
*お申込みはPIGMENT TOKYOのサイトからのみとなります。
*注意事項およびご予約後の変更・キャンセルについては申込ページにてご確認ください。

<当日のスケジュール>
14:00~15:30 墨流しワークショップ@PIGMENT TOKYO
15:45~17:00 WHAT MUSEUMツアー(18:00まで観覧可)
17:00以降  PIGMENT TOKYOにて完成作品お渡し(~18:30までにお受け取りください)

◆墨流しワークショップについて
墨流しとは、水面に墨や絵具を落とした際にできる模様を紙などに移し取る伝統技法の1つです。その起源は9世紀頃にまで遡り、川の水面に墨を落として水の流れによって作り出される模様の変化を楽しんだ宮廷遊びの1つだったとも言われています。2つとして同じ模様ができることはなく、その表情の移ろいが魅力的な技法です。

ワークショップでは、ハガキサイズの和紙に墨流し(マーブリング)をしていただき、気に入った1枚を額に入れてお持ち帰りいただけます。
講師はPIGMENT TOKYOのスタッフであり、アーティストとしても活動する能條 雅由が担当いたします。(現在、WHAT MUSEUMで開催中の【公開制作:能條雅由「うつろいに身をゆだねて」】の作家でもあります。こちらもワークショップ後のミュージアムツアーの際にご鑑賞いただけます)

ミュージアムツアーについて
WHAT MUSEUMで開催中の2つの展覧会を企画担当者が展覧会の見どころや作品解説を交えながらご案内いたします。

高橋龍太郎コレクション「ART de チャチャチャ -日本現代アートのDNAを探る-」展について
日本屈指のアートコレクター高橋龍太郎コレクションより日本の長い歴史の中で築き上げられてきた文化や芸術、価値観を継承しながらも独自の視点で再解釈し、新たな形や方法で表現している作家の作品を中心にご紹介しています。

公開制作:能條雅由「うつろいに身をゆだねて」について
今回のワークショップ講師を務めていただく能條雅由氏による公開制作を開催しています。作家が新たに取り組んでいる「Links」シリーズの制作や代表作「Mirage」シリーズの新作もあわせて展示しています。公開制作という作家と直接的な接点が生まれる場を提供することで、来館者が普段目にすることのない作品が生まれるプロセスに立ち会い、作家の思考や作品への深い理解といった新たな発見を得る機会を創出しています。


<ワークショップ講師>
能條 雅由
アーティスト、PIGMENT TOKYO 画材エキスパート
2015:京都芸術大学大学院修了
偶然性と現象を取り込みながら生まれる光学現象のようなイメージを通して、鑑賞者へ没入感を与え視覚体験に訴えかける作品を制作している。主な個展に2022「Stillness」(YUKIKO MIZUTANI、東京 )、2020「Under the moonlight」(JD Malat Gallery、ロンドン)、グループ展に2022「伏線」ESLITE GALLERY 誠品画廊(台北、台湾)、2020「紫幹翠葉」(明治神宮ミュージアム)など。